【動物病院】おすすめホームページデザイン12選!飼い主さんに選ばれるためのホームページ制作と完成後のポイント
ペットは、家族。
そんな意識が高まってきた現在、多くの飼い主さんは大切な家族の健康を守るため信頼できるかかりつけ医を探しています。
今、動物病院は全国で1万2000件ほどあります。その数は毎年のように増え続け、もっとも多い東京都では約1900件。次いで多い神奈川県では1000件を越える動物病院が存在します。これからさらに増加するだろうと推測される動物病院にとって欠かせないものがあります。それは飼い主さんからの支持です。
そのためには、まず、あなたの動物病院を見つけてもらわないといけません。
2023年現在、ほとんどの飼い主さんがスマホを使って動物病院を探しています。そのため、多くの動物病院がホームページを持っています。
つまり、Web上には実在する動物病院の数ぶんだけホームページが存在しているということです。その中からあなたの病院を見つけてもらうために外せない条件は3つあります。
- 1 ひと目で病院のイメージをつかめるデザインであること
- 2 飼い主さんにとってわかりやすいコンテンツであること
- 3 信頼感のあるサイトであること
本記事の目的は、あなたの病院にしかできないホームページを創ることです。
そのために必要な以下の3つのポイントを中心にご紹介していきます。
- 飼い主さんの心をグッとつかんで離さないデザイン性の高い動物病院ホームページを12選
- 動物病院ホームページに欠かせないコンテンツ
- ホームページ完成後の運用方法
おしゃれでわかりやすいホームページ12選
緑の森どうぶつ病院
出典:緑の森どうぶつ病院
北海道を中心とした「緑の森 どうぶつ病院」のホームページです。
まるで絵本の世界に迷いこんだかのような可愛らしいイラストは、飼い主さんの目と心を一気に惹きつけます。森のイメージカラーである緑をうまく取りいれたこちらのホームページでは『どうぶつごとの診療』のほか『診療内容』から「ワクチン」「手術」「一般診療」とさらに各コンテンツへ進むことができます。
出典:緑の森どうぶつ病院
また、お問い合わせや予約にSNSを活用したりと飼い主さんの利便性を追及したホームページになっています。
出典:緑の森どうぶつ病院
スマホ専用の画面では「電話」「アクセス」「獣医当番表」「診療時間」「ネット予約」と飼い主さんが欲しい情報を凝縮してひとつのページで記載しています。
緊急性のある場合は「電話」を。トリミングなど予約の場合は「ネット予約」で・・・など飼い主さんが選択できるのも魅力的です。
KINS WITH 動物病院
東京都世田谷区にある「KINS WITH 動物病院」のホームページです。
トップ画面、約19秒の動画からはKINS WITH 動物病院全体のイメージを感じ取ることができます。キャディーバックを持って診察室の中へはいっていく女性からはじまるこの動画は、愛犬を診察する獣医師の姿や、検査をおこなう場面、そして院内の様子までをひとつのストーリーとして追うことができるため全体像がつかみやすいです。
写真やイラストでも十分効果は得られますが、KINS WITH 動物病院のようにショート動画で医院のイメージを伝えるといったホームページはこれからさらに注目を浴びるかもしれませんね。
吉田動物病院
出典:吉田動物病院
富山県にある「吉田動物病院」のホームページです。
ページトップには写真ではなく、イラストを採用。やわらかいタッチで描かれた犬や、猫、小動物たちが飼い主さんにあたたかい印象を与えてくれます。診療案内や、施設紹介など、飼い主さんにとって必要な項目がイラストでわかりやすく表示されているので、確認したい事柄を瞬時にチェックすることができます。
また、ホーム画面すぐ下の「獣医師コラム」では、院長の吉田獣医師がペットの病気を中心としたコラムを執筆・投稿しています。ほとんどのコラムが写真つきなので診察、治療の様子が簡単にイメージできます。こういったコンテンツは飼い主さんからの信頼に繋がりやすいのでぜひ参考にしてみてください。
出典:吉田動物病院
スマホ画面ではトップのイラストをそのままに、ホームメニューは右上に移動。より洗練された設計となっています。
とも動物病院
出典:とも動物病院
神奈川県横浜市にある「とも動物病院」のホームページです。
こちらのホームページの特色は、サイトトップに診療可能な動物が明記されていることです。ウサギ、ハムスター、フェレットなどのエキゾチック専門の診療・往診が可能だということがページを開いてすぐにわかります。
画面、上のほうに診療時間と休診日のほかに夜間専用ダイヤルの記載があり、いざという時に安心です。どこになにが書いてあるのか、ひと目でわかる設計になっているので飼い主さんにとって使いやすいホームページといえます。
出典:とも動物病院
PC版サイトでも十分にわかりやすかった「Web予約」ボタンは、スマホ版になったことでさらに見つけやすくなりました。ちょうど親指が触れる位置にあるので便利です。
ウチダ動物病院
出典:ウチダ動物病院
神奈川県川崎市にある「ウチダ動物病院」のホームページです。
こちらはご覧のとおり、写真と文字だけの非常にシンプルなデザインのトップページとなっています。
『地域に根ざした、動物たちのホームドクター』シンプルだからこそ、伝えたいことが際立っています。
「はじめての方へ」という項目の中には、初診の際に持参いただきたい証明書などの書類や、治療の流れが写真つきで記載されています。はじめて受診される飼い主さんにとても親切なホームページです。
出典:ウチダ動物病院
- 無麻酔歯石除去
- レーザー手術
- マイクロバブル高濃度炭酸泉
など、どのような診療があるのかがメニューバーのみで把握できるのはうれしいです。
デザインはシンプル。しかし、その内容はどれも密度が高いので病院のことを詳しく知りたい飼い主さんにとってぴったりのホームページとなっています。
出典:ウチダ動物病院
スマホ画面もPC版に負けず劣らず、よく洗練されたデザインとなっています。PC版ホームページにはなかった右上の電話マークはスマホユーザーにとってはうれしいワンタッチ形式。
あたご犬猫動物病院
出典:あたご犬猫動物病院
新潟県長岡市にある「あたご犬猫動物病院」のホームページです。
病院のロゴマークからページの細部まで、ワインレッド色で統一している上品なイメージのホームページです。サイトトップでは「犬」「猫」「外観」「内観」と4つの写真で病院のイメージをうまく伝えています。
また、「犬の診療」と「猫の診療」でコンテンツがわかれているところも魅力的です。飼っているペットの種類にあわせて診療内容を確認できるのは利便性が高いだけでなく、飼い主さんの手間を省くことにもつながります。
出典:あたご犬猫動物病院
スマホもシンプルで上品。病院のイメージをつかみやすい統一性のあるデザインです。
なぐら動物病院
出典:なぐら動物病院
愛知県にある「なぐら動物病院」のホームページです。
トップに病院の外観と、院長の写真が載っているので医院のイメージがつかみやすいですね。また、暗い時間に撮影した写真を使うことであたたかみのある外観を表現、飼い主さんにやさしい印象を与えています。
自分の動物病院は「昼」に撮影をしたほうがいいのか、それとも「夜」に撮影をしたほうがイメージをつかんでもらいやすいのかといった点も考慮するといいでしょう。
ほかにもページ上部にある「ペット手帳」という予約システムは特徴的ですね。電話が苦手な飼い主さんや、普段あまり時間が取れない飼い主さんにぴったりのオンライン予約で受診のハードルをさげることが期待できます。
はとの里動物病院
出典:はとの里動物病院
兵庫県にある「はとの里動物病院」のホームページです。
白くて清潔感のある建物はシンプルであると同時にインパクトがあります。このように病院の外観をトップページに持ってくることで飼い主さんに印象を残すことができます。
文字やイラストなどが少なく、シンプルだからこそ、右下「外来診療時間」が目につきやすいというのも利点です。外観だけでなく、写真をスライドさせることで院内の様子やスタッフ、動物たちを載せ、病院のイメージをうまく表現しています。
出典:はとの里動物病院
画面いっぱいに動物とスタッフの写真。病院のイメージを伝えるのに写真は最適です。
おだ動物病院
出典:おだ動物病院
広島県にある「おだ動物病院」のホームページです。
このホームページの第一印象は「かわいい!」に尽きます。色えんぴつで描いたような手書き風イラストは飼い主さんにあたたかい印象と馴染みやすさを与えてくれること間違いなし。
出典:おだ動物病院
動物たちの吹き出しによる「内科」「外科」「皮膚科」「腫瘍科」「小動物診療」「総合医療」が各項目にわかれているのもわかりやすいですね。
16動物病院
出典:16動物病院
福岡県にある「16動物病院」のホームページです。
ページをひらいた瞬間にフレッシュな心地になるのはサイト全体が「オレンジ色」で統一されているからでしょうか?
写真にもある通り、16動物病院は院外・院内ともにオレンジを基調にデザインされています。このように実物(建物)の印象とWEB上(ホームページ)の印象をあわせることは大切なことです。
画面トップに「お知らせ(じゅうろくだより)」があるのもわかりやすくて好印象! 飼い主さんにとって【〇月の臨時休診のお知らせ】や【診療時間の変更について】などの最新情報はとくに知りたい情報のひとつですので、このように画面トップに持ってくるのはとても親切といえます。
なんよう動物病院
出典:なんよう動物病院
愛知県にある「なんよう動物病院」のホームページです。
犬、猫をうまく表現したデザインが魅力的なホームページです。犬の切り抜きの中に病院やスタッフの写真をいれて表現するというのはこれまたユニークな表現ですね。
トップページに表示されている「他院で断られた方もセカンドオピニオンとして、お気軽にご相談ください」というコピー文に加え、症例数が明記されているのも飼い主さん想い。なんよう動物病院のどうぶつへたいする姿勢がうかがえるホームページとなっています。
出典:なんよう動物病院
スマホ版はこちら。サイトトップではWEB予約、アクセスのほかに「お知らせ」を読むことができます。アクセスをタップすると表示されるのは地図だけでなく駐車場にかんする情報です。
「〇〇台の用意があります」と具体的な数字が示されていると安心して車で来院することができますね。
ほごねこクリニック
出典:ほごねこクリニック
大阪府にある「ほごねこクリニック」のホームページです。
サイトトップには保護猫活動についてのコンテンツや、出張捕獲について詳しく書かれたページなどが並んでいます。保護猫活動のページでは現在の状況(保護頭数など)をひと桁単位で知ることができ、クリニックが目指している方向性がよくわかるホームページです。
また、去勢・避妊手術など気になる料金についてもサイト内で明記しているので、金銭面における飼い主さんのストレスが軽減されます。
出典:ほごねこクリニック
スマホの右上「LINE会員登録」のボタンをタップするとQRコードが表示され、すぐに友達追加をすることができます。飼い主さんはLINEでわからないことを相談したり、不妊手術の同意書などを拝見することが可能です。
LINEは私たちが普段から使い慣れているツールの一つです。それを利用することでノラ猫ちゃんを保護したときに飼い主さんは連絡しやすくなります。
ホームページに載せておきたい最低限のコンテンツ
ホームページをつくる上で意識したいポイントのひとつに「コンテンツづくり」があります。いくらデザイン性が高く、おしゃれなサイトであっても中身がなければ信頼は得られません。
飼い主さんが動物病院のホームページに求めているもの。
それは
- 正確な情報(わかりやすさ)
- 利便性(つかいやすさ)
- 信頼・安心
の3つです。そのためにも充実したコンテンツづくりが肝心となってきます。
ここからは動物病院のホームページにおいて「最低限、これだけは用意しておきたいコンテンツ」についてお伝えしていきます。
病院、スタッフの紹介
飼い主さんは大切なペットを安心して任せられる動物病院を探しています。そのために欠かせないのが信頼です。対面していないからこそ、ホームページでは病院の雰囲気やカラーを伝えることが重要です。
そのためには
- 病院の外観や院内を紹介するコンテンツ
- 働いているスタッフがどんなひとなのかわかるコンテンツ
が必要です。
写真を載せてイメージアップ
上記では、病院・スタッフの様子や雰囲気を紹介するコンテンツがあるといいとお伝えしました。
では、実際にどのような形式で紹介するのがベストなのでしょう?
飼い主さんから支持されているホームページで共通しているのは以下の3つ。
- 獣医師、スタッフの経歴紹介
- 保有資格の表示
- ひとことメッセージや自己紹介
これらに加えてあげられるのが「写真の掲載」です。写真は文章よりもイメージされやすい傾向にあります。院内の様子、スタッフの雰囲気などを写真におさめてホームページに載せることによって飼い主さんが得られるメリットは以下のとおりです。
- どんな人が働いているのか知ることができて安心
- 診察の流れや様子をイメージしやすい
- 清潔感のある病院に通いたいなど、要望にあった病院を見極めることができる
もし、ホームページに1つの写真も載せられていなかったら?
きっとあなたは不安を抱いてしまうでしょう。飼い主さんも同じです。院内やそこで働くスタッフの様子がわからない病院に大切なペットを任せたいとは思いません。
これまでにご紹介したホームページの多くが病院、スタッフの写真を掲載しています。とくにスタッフと動物とで撮影されたものは飼い主さんに好印象を残してくれます。
診療時間と休診日
これらを記載するのは当然のことに思えますが、まれに「どこに診療時間が載っているの?」「休診日が全日になっているけどこれって更新されていない?」といったホームページを見つけます。そうなると信頼度はガクンと落ちてしまいます。
飼い主さんはつねに正確な情報が知りたいと思っています。
診療時間と休診日はひと目みたらわかるところに記載するよう心がけましょう。
対応可能な動物の種類
昨今では犬、猫のほかにウサギやハムスターなどエキゾチックアニマルをペットとする人も増えています。しかし、多くの動物病院は犬猫を対象としており、エキゾチックは診療対象外であることが珍しくありません。
当然ながら、飼い主さんは自分のペットを診てもらえる動物病院を探しています。
ペットの多様化により動物病院のホームページには「対応可能な動物種」を載せることが必須となってきました。さらに、該当する症状などが書かれていると飼い主さんは安心して来院することができます。
予約システムとお支払い方法
最近では多くの動物病院が「完全予約制」のシステムを採用しています。予約方法はさまざまで「電話」「ネット予約(SNS予約含む)」などがあります。
せっかく自分のペットにあった病院が見つかっても予約方法がわからなければ、飼い主さんはそのサイトから離れてしまいます。
そうならないためにも以下の2つの点に注意しましょう。
- 電話番号をサイトトップやページ上に固定するなどして工夫
- 予約ボタンはだれが見てもわかる箇所へ設置する
飼い主さんの中には大切なペットが怪我をしたなど、ひっ迫した状況下におかれており、必要以上にあせってしまっている方もいると思います。そんな時のためにも予約システムをわかりやすい場所へ整えておくことが大切です。
また、「支払い方法」に関してもはっきり記載することをおすすめします。
動物病院の料金は医院によってさまざまです。これは統一された基準がなく、自由診療に該当するためです。つまり、各医院が値段を設定できるということになります。
お世辞にも動物病院の診療費は安くありません。そこで、以下の項目を記載するようにします。これらはいずれも飼い主さんが知りたい情報のひとつです。
- ペット保険に対応しているかどうか(アニコム、アイペットなど対応している保険の具体名を明記)
- クレジットカードが利用できるかどうか(クレジットカードの利用が可能な場合はその種類を画像とともに明記)
- 電子決済の利用が可かどうか(ペイペイ、d払い、クイックペイなど利用できる電子決済の種類を明記)
アクセス方法を明記
動物病院にペットを連れて行こうとしている飼い主さんのほとんどが「車」か「徒歩」で来院しようと考えています。そのため、アクセス方法のほかに駐車場などの情報があると親切です。
- 所在地
- アクセス方法(交通手段)
- 駐車場の有無と台数
など、アクセス方法や詳細を明記するようにしましょう。
あったらうれしい ホームページコンテンツ
良質なコンテンツを設けるいちばんのメリットは飼い主さんの信頼を得ることです。信頼を得てはじめて長期的な集客アップにつながるといえます。
そのためには”より良いコンテンツ”をつくりあげることが大切です。
良いコンテンツとは飼い主さんにとって
- わかりやすく
- 使いやすく
- 信用できる
コンテンツのことをいいます。
本章では、飼い主さんに「これがあったら更にうれしい」と思っていただけるようなコンテンツをご紹介します。
ワクチンなどの予防情報
ペットショップなどで子犬、子猫をお迎えした際にまず飼い主さんが探すのは「かかりつけ医」です。とくにはじめてのワンちゃんネコちゃんの場合、ワクチンなど予防医療についてよくわかっていない状況にあります。
そんな時、動物病院のホームページ内でワクチンについての情報が載っていたらどうでしょう?
飼い主さんはある程度の知識・理解をもって来院することができます。
ペットが病気になったときの対処法
自分のペットが病気やケガをしてしまったら飼い主さんは不安でしかたないと思います。そこで、少しでも飼い主さんの不安を和らげるためのコンテンツとして「ペットが病気になったときの対処法」を設置することをおすすめします。
飼い主さんは、自分のペットをできるだけ早く治療してあげたいと考えています。
「予約をしたけれどそれまでにまだ時間がある・・・」
と不安でいっぱいの飼い主さんにとって、動物病院が発信する「根拠のある対処法」は心を落ち着かせてくれます。
これまでの症例を紹介
出典:クレステッド動物病院
犬、猫、うさぎなどのエキゾチックにはそれぞれ異なった特徴があります。そして、それら動物の発症する病気やケガもまたそれぞれ異なってきます。
たとえば以下の動物病院ホームページのように「犬」「猫」「ハムスター」「鳥類」「爬虫類」など動物の種類によってわけて症例を紹介するという方法もあります。さらに、各症例に写真を添えて紹介しているので信頼度が高いコンテンツとなっています。
基本的な飼育方法
今、ほとんどの動物病院が「ブログ」やインスタグラムなどの「SNS」で情報発信をおこなっています。ペットに関する基本的な飼育方法はそういったコンテンツにぴったりの内容です。
また、専門家の意見には価値があります。昨今、ネット上には動物の飼育に関する記事があふれています。しかし、残念ながらそれらの中には信ぴょう性に欠けるものもあります。
基本的な飼育方法や、動物医療などを発信していくことで集客アップを見込むのはもとより、リピーターを増やすことも可能です。
よくある質問(Q&A)
より充実したホームページをつくるために「よくある質問」はあったらうれしいコンテンツの一つです。
よくある質問を記載する理由は3つ。
- 病院の基本情報や診察内容をわかりやすく伝えるため
- 飼い主さんが抱えているであろう疑問や不安を解消することで来院を促す
- 飼い主さんの知りたい情報に答えて信頼度をあげる
以下に動物病院のホームページに記載されている「よくある質問」の具体例をまとめてみました。
- 診療時間は?
- 休診日は?
- 去勢(避妊)手術の費用はどれくらいかかりますか?
- 予約は必要ですか?
- ペット保険って使えるの?
- 夜間の診療はおこなっていますか?
- 予防ワクチンで副反応が出たときはどうしたらいいですか?
イラストやキャラクターを使ったりと飼い主さんにとって見やすく、わかりやすい、コンテンツづくりを心がけたいですね。
ホームページが完成したら
「やった! ついにホームページが完成した!」
といってホームページが完成したらそれでおしまい、ではせっかくのホームページが台無しになってしまいます。
ホームページを制作するのと同じくらい肝心となってくるのが「運用」です。ホームページの運用とはユーザー(飼い主さん)が求めているコンテンツを作成、分析、改善していくことを指します。本章ではホームページが完成したらやるべきことをわかりやすく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
ホームページの運用
SNS、ブログの発信
SNSやブログを活用したほうがいい理由は2つあります。
- 動物病院の認知度をあげる
- 信頼度を高める
SNS、ブログをうまく運用すると集客も期待できます。
つぎに発信する際にもっとも重要といえるポイントについてお伝えします。
- ターゲットを明確にする(ペットの種類、年齢、飼育状況などで絞る)
- 飼い主にとってためになる情報を発信する
- 定期的に発信、更新する
具体的な発信内容をまとめると以下の通りです。
- ペットの病気に関連する情報
- トレーニングやしつけについての情報
- セミナーなどのイベント情報
最近では、LINEなどで問い合わせ窓口を設置している動物病院も増えてきました。中には院長と1対1での会話が可能など、飼い主さんにとって満足度の高いコンテンツもあります。
SEOを意識した発信
ブログを書くにはSEOを意識することが重要です。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で検索エンジン最適化のことをいいます。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、自社サイトが上位に表示されるようにするための施策のことです。
近年ではスマートフォンを使ってサイトを閲覧するユーザーが増えてきています。そういったユーザーのほとんどが1、2ページめくっただけで離脱してしまいます。
この事実からも検索エンジンへの上位表示は集客におおきく関与することになります。
無料でGoogleビジネスプロフィールに登録
Googleビジネスプロフィールとは、Googleが無料で提供している登録型の集客ツールです。
Googleビジネスプロフィールには以下の情報を登録することができます。
- お店や会社の住所
- 電話番号
- 営業時間
- お店の写真
- 口コミ
- ホームページのURL
飼い主さんは大切なペットをできるだけストレスなく動物病院へ連れて行きたいと思っています。そこでなるべく近隣の、そして、信頼できる動物病院を探します。
Googleビジネスプロフィールに登録しておくと、動物病院を探している飼い主さんからあなたの病院を見つけてもらいやすくなります。
ポータルサイトに登録してホームページを見つけてもらおう!
ポータルサイトにあなたの動物病院の情報を掲載するのも集客に有効です。動物病院のホームページをポータルサイトに載せることで、動物病院を探しているひとに見つけてもらいやすくなります。さらに地域の認知度を高めることも可能です。
ポータルサイトには大きくわけて2種類あります。
- 動物病院を専門的に扱うポータルサイト
- 地域に密着したポータルサイト
ぜひ、登録時の参考にしてみてださい。
https://www.ipetclub.jp/vh/
https://nichiju-shien.com/
ポータルサイトには「無料」のものと「有料」のものがあります。ポータルサイトの利用を検討している場合、コスト面や、そのポータルサイトの認知度を確認しながら進めていくことをおすすめします。
ホームページに+aでチラシや名刺を用意
ホームページが主流となった現在でもチラシや名刺が消えることはありません。地域柄など場合によってはチラシでの集客がもっとも有効な場合もあります。
ポスティングチラシ、フリーペーパーなど折り込み型のチラシ、新聞の折り込みチラシなどは地域に密着していればしているほど効果が得られます。
そして、名刺です。
「ホームページを作ったんだから名刺・ショップカードなんていらない」と手を抜いてしまいがちですが、思った以上に名刺による効果はすごいものです。たとえば病院の受付カウンターに名刺を置いておくと意外なほど飼い主さんは名刺を手に取ってくれます。
(まとめ)飼い主さん目線のホームページを
今回は動物病院のホームページづくりについてまとめさせていただきました。はじめてホームページをつくるという方、あたらしくホームページをつくり直すという方、いかがでしたでしょうか?
ここで今一度、ホームページをつくる意味を考えてみましょう。動物病院のホームページはいったいだれのためにあるのか?
それは、間違いなく飼い主さんのためです。つまり、ホームページを制作する際にもっとも重要となってくるのは「飼い主さんにとって良いホームページかどうか」です。
そのためには
- ひと目で病院のイメージをつかめるデザインであること
- 飼い主さんにとってわかりやすいコンテンツであること
- 信頼感のあるサイトであること
が大切です。ここにご紹介した12つの動物病院ホームページはどれも優れています。そして、それ以上に「そこにしかない」ものを巧みに表現しています。
そういった”その病院にしかない良さ”を引き出すのもホームページ制作会社の役割のひとつです。当社でも動物病院のホームページ作成を承っております。
ペットは家族。そう思っているスタッフが多く在籍している当社だからこそ、理想のホームページをつくることができます。
いつでも、なんでも、お気軽にご相談ください!
※ご紹介しているホームページの中で、「制作:カズミア株式会社」と書かれているホームページ以外は当社のホームページ制作事例ではありません。
動物病院のホームページとしてデザイン、ユーザーインターフェースなどが優れているためご紹介させていただいております。
会社案内ダウンロード
「あなたらしさ、あなたの会社らしさのクリエイティブを」というメッセージをお伝えしたいとこだわってやっと完成できました!
ぜひダウンロードしてご覧ください。
2023.10.24.Tue