WEB制作・マーケティングウェブデザイン

保育園、幼稚園ホームページ制作のポイントとおすすめWebデザイン例

たくさんある幼稚園や保育園。
子供をどこに通わせようか考えたときに、まず保護者がアクセスするのは園のホームページ。
今や園のホームページは「園の顔」の一つであると言っても過言ではありません。

園の魅力や世界観をアピールしつつ、保護者の求める情報もしっかり伝えたい。
そんな願いに応える、ホームページの制作のポイントをご紹介します。

ママスタッフからの生の声！

保護者が幼稚園や保育園のホームページに求めるものとは？
子供を持つ弊社スタッフに聞きました。
(スタッフA：保育園ママ　スタッフB、スタッフC：幼稚園ママ)

Q.どんなデバイスでホームページを見ていますか？

スタッフA：スマホ、パソコン
スタッフB：ほぼスマホ。写真などしっかり見たい時はPC。
スタッフC：スマホ、パソコン

Q.ホームページを見るのはどんなときですか？（場所、時間帯）

スタッフA：場所：家／時間帯：家事の合間（夕食終えて、ちょっとゆっくりできる時間）、休日など
スタッフB：子どもの寝かしつけ時、子どもが寝た後など。
スタッフC：夜寝る前

Q.どんな情報が役に立った？

スタッフA：
・保育園特有の取り組み
・力を入れていいることなど。
・３６０℃バーチャルビュー

スタッフB：
・園の方針や理念・学費や制服代、教材費などの費用
・ブログ（お知らせや園でのちょっとした出来事など。文章から園や先生の雰囲気が伝わるもの。）
・昼食について（お弁当か給食か、またはその割合。）
・よくある質問（トイレについて、通園バスについて、延長保育についてなど細かいこと。）
・プレについて

スタッフC：
・教育方針や授業内容など。
・Q&AでPTAやトイレトレーニング、発達について言及されていたので、安心できた。
・費用面が細かく記載されていたのがよかった。

Q.入園前にあったら良いなと思うコンテンツ・情報は？

スタッフA：・園での生活のスケジュール（園での生活がイメージしやすい。）
・必要なものリスト（実際、入園にあたってどんなものを準備したらいいか、具体的にわかると良い。）

スタッフB：
・年間行事、1日の園での過ごし方（写真付き）
・先生紹介
・保護者の声
・子どもたちの様子がわかる写真

スタッフC：
・持ち物や袋物など必要なものが願書提出前の段階でわかるとより良いと思います。

・年間スケジュール

Q.入園後にあったら良いなと思うコンテンツ・情報は？

スタッフA：
日々の子供達の様子を見られるもの。園の活動ブログとか。

スタッフB：
・日々の園の様子を知ることができるコンテンツ
・保護者向けのお知らせや写真ページ

スタッフC：
・保護者向けに園での様子がわかる写真や動画のページや、お便りを遡って閲覧できるページ。

Q.園選びの際に重視するポイントは？

スタッフA：
初めにwebで検索して、実際いいなと思った園を見学に行く、、、という流れになると思うので、Webの印象はとても大事だと思う。
明るくて、楽しそうな雰囲気が伝わってくると印象が良い。
先生の顔（どんな先生がいるのか）わかると、安心感がある。
施設の充実、清潔さなども気になります。

スタッフB：

・園の雰囲気、方針や理念
・教育と遊びのバランス
・園の規模（在園児数と教員数のバランス）
・立地、進学先の内訳

スタッフC：
市のホームページの一覧を見て通えそうな場所にある園を片っ端から調べました。
夕方まで働きながら幼稚園に通わせることが前提だったので、預かり保育が充実している・利用者が多い、という点を最も重視していました。
その上で園の方針や通いやすさ、費用、子供に合っているかなどを総合的に判断して園を選びました。

保育園・幼稚園のホームページを制作する際のポイント

ターゲットは保護者とその園で働きたい先生や保育士、つまり大人です。
「園らしさ」「子供らしさ」を表現しつつ、大人のココロをつかむホームページを制作するのがベストです。
まずは載せる情報を整理しましょう。

園の魅力や強み・他の園にない特色は？

教育方針、「〇〇式」などの教育法、自然がいっぱい、食育に力を入れている、恒例行事がある、など園独自の取り組みや魅力・雰囲気など…
それらは園の「世界観」のベースにもなります。

園での生活をイメージしてもらうため、基本情報を充実させましょう

1日のタイムスケジュールや給食、持ち物など
保護者が知りたい情報＝載っていると嬉しい情報！
毎日の園での生活がイメージできる情報を載せると親切度がUPしますよ。

例えば…
★共通
・今ならコロナ対策など
・園見学・園庭開放などのこまめな情報更新
・アレルギー対応
・教育面、行事、活動などの情報
・園庭、設備など
・送迎方法の案内
・制服や袋物、日々の持ち物の指定について（キャラや装飾の可否など含む）
・園でかかる費用（授業料以外の部分）
・災害・防犯対策（安全性のアピールにもつながる）
・在園児の欠席連絡や園からの連絡方法などの情報（アプリの有無など）
・課外習い事などの有無や内容
・PTA活動の頻度や力の入れ具合など保護者の出番の頻度
★保育園
・おむつの取り扱い（持ち帰りなのか、支給なのかなど）
★幼稚園
・預かり保育の時間や利用人数など（働きながら幼稚園に入れたいママには超重要）
・給食の有無や頻度
・園バスについて（時間、場所など）

スマホからのアクセスがほとんど！スマホ対応は必須です

ネットへのアクセスはほぼスマホから、というのが当たり前になりつつあります。
隙間時間ですぐ見てもらえる、スマートフォンでも見やすく、魅力的なホームページは必須です。

求人に関わる情報もきちんと載せましょう

幼稚園や保育園での勤務を考えている方向けへの求人情報。
園のホームページなら載せる情報も自由自在。働きたい人と園側のミスマッチも防げます。

保育園、幼稚園のホームページ参考デザイン事例

ポップ

もぐし海のこども園さま
親しみやすいポップなイラストと、海をテーマにしたモチーフで園の世界観が伝わるオリジナリティあふれるホームページです。
自然あふれる園の環境や教育方針がとてもよく伝わってきます。

玉里団地保育園さま
やや渋めのトーンで統一されたカラフルな色遣いで、楽しげな雰囲気が伝わります。
きっちりしたレイアウトで欲しい情報にアクセスしやすいです。

東中川保育園_HP

社会福祉法人東中川会　東中川保育園 (制作：カズミア株式会社)

水彩風の手書きイラストがふんだんに使われていて、とにかくかわいらしい印象のホームページです。所々に水彩絵具のようなあしらいがあるのもポイント。
また、採用情報のボタンにもイラストが用意されていて、目立つようになっています。
採用にも力を入れたいと考えている場合は、このように求人情報ページへのリンクを目立つ形で設置したり、特設ページを設けるなどといった施策が有効です。